KomadoでiPad/AndroidスマートフォンをWindowsPCのセカンドディスプレイに

iPad用アプリ「Komado」体験

とても快適!


【DisplayLinkに代わる期待のアプリKomado】

■ついに本命登場!

iPadをパソコンのセカンドディスプレイにするためのアプリとして、無償でありながら結構良かったDisplayLink製アプリ。

ところが、突然の配布停止。

そこに登場、Komado。機能的には全く問題ないし、これもまた無料!

iPad/Android機器を持ってる人なら、使ってみない手は無かろう。

【導入方法】

■必要なもの

 iPad……そりゃそうだ。Wi-Fi版でも3G版でも構わない。iOS4以降とのことなので、初代iPadの初期物をそのまま使ったりしていなければ動作する。

 iPadのスタンド……斜めに立てかけておけるなら、箱でも何でも構わない。
筆者は、100円ショップの「セリア」で売ってるのを愛用している。三重の山田科学株式会社というところで作ってる、国産品だ。

 Wi-Fi(無線LAN)環境……安定してることと、無線子機同士が通信できる設定であることが重要。

 WindowsPC……WindowsXP(32ビット)か、WindowsVista,Windows 7,Windows 8(32/64ビット両対応)で、これらが快適に動くこと。

 筆者はdynabook SS2120(PenM1.1GHz/1280MB)+iPad(1st)で試用。

■WindowsとiPadの双方にKomadoをインストールすべし

 iPadはApp StoreでKomadoを検索してみること。

 また、Windows用ソフトも無料でダウンロードできる。

 ダウンロードはhttp://komado.abt.jp/download/(新しいウィンドウが開くよ)から行える。

 説明書はhttp://komado.abt.jp/manual/(新しいウィンドウが開くよ)に記載されており、特に難しくない。

【使ってみた】

■機能

 Windows側のアプリはサービスとして実行されている。

 1.iPad/Android機器でKomadoを起動
 2.LAN内で稼働中Komado入りPCのコンピュータ名が表示されるので選択
 3.Windows側でセカンドディスプレイが認識される

 という仕組み。

 Windows側のタスクトレイに常駐している「Komadoコントロールパネル」で、位置関係の調整やディスプレイの回転等に対応。

 個人的には縦置きでサブディスプレイとして使うのがオイシイと思う。

 また、ミステルモードという、DirectXやAero Glassが利用可能な形式も選択可能。ただし、PC側がWindows7以降で、かつパフォーマンステストをクリアすることが条件。

 パソコンに内蔵されたビデオカードの余剰能力を利用して拡張デスクトップを実現するため、DirectX,AeroGlass,動画再生支援などが利用できます。

■パフォーマンス

 普通に使える。

 Youtubeの動画も普通に見えてしまうし、実際にこの文章をiPad画面上で編集しているが、全く違和感無い。

 PC側がCPUがPentiumM1.1GHzと、ネットブック並のスペックであることを考えると、この快適さは驚異的だ。

【感想】

■WindowsとiPad/Android両持ちの人は是非試してみて!

 このアプリを使うためには、ちゃんと無線LANの設定を行える必要があるが、環境さえ整えばハードルは低い。

 いつ有償になってもおかしくない出来なので、とりあえず使う予定が無い人も入手しておくことをお勧めします。

 ついでにiPhoneにも対応してくれたらいいのになぁ……。

■表示デバイスとしてのiPadも素晴らしい

 筆者が使っているのは初代iPadだが、9.7インチIPS液晶は本当にキレイ。

 ヘボいノートPCのディスプレイより快適!

 iPad単体でもオイシイが、周辺機器としてもこれだけ使えると、会社からの借り物ではなく、自分のiPadが欲しくなりますな。

【余談】

 DisplayLinkの文章を流用したので、内容がほとんど変わらないですが、ご了承ください。

 なお、Komadoを作っている株式会社アブトhttp://www.abt.jp/(新しいウィンドウが開くよ)は、アプリの受託開発をされている会社のようです。

 多分、知名度を上げるための広告として、本アプリを無償提供されているのだと思います。

 便利に使わせてもらってるので、宣伝しておきます。(笑)


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作成日:2012/4/1
最終更新日:2012/11/30

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