安普請な設計が際だつ、富士通の初期Pentium対応FMV。
画像は5133D5 ・スペックCPU:P54C-75 チップセット:Aladdin3 セカンドキャッシュ:非同期256KB
・講評性能的には見るべき点の無いマシン。 ・メモリ増設基本的にEDO不可。(動く事もあるらしいが…) このマシンの特徴として、基本性能が一般的マシンに比べて著しく劣る為、メモリを増設してもスピードアップがあまり感じられません。元が遅すぎる為、そうなるのですが・・・。(苦笑) ・オーバークロックまず奥の方に外部クロック設定ピンが有ります。(J4だっけ?) 50/60/66から選択できるので、ここは有無を言わせず一番右の66にします。
あと、CPU手前のJP19・JP16で倍率を設定します。
M1(Cx6x86)用設定やP55Cという文字も見えますが、動かないと思っていた方が無難です。 ただ、純正CPUクーラーが486用に毛が生えた程度なので(でも何故かFMV5150T3より良さそう)、夏場に備えてより信頼性の高いファンに交換しておいた方がいいかもしれません。 ・CPU交換STDかVREかの設定ピンは手前の方に見つかりましたが、コア電圧を設定するピンが見つからないので(正確には目的の電圧の設定方法が分からない)、MMXペンティアムを搭載するのは止めておいた方が無難です。 ・近代化についてまず、致命的なのがメモリ8MBとHDD630MB。 こんな容量じゃ、オフィスソフトをねじ込んだだけでほとんど危険領域に近づいてしまいます。 問題は、そんな事をしているうちにもっとマシなマシンが買える値段になってしまうことと、そこまでしてもマザーボードの性能差は覆せない事。 ・マニアには?家中にハードディスクやメモリやCPUが散乱してるようなマニアの方には、不要パーツ最終処分地としての利用が見込めますが、残念ながらドライブベイの不足や拡張スロットの不足等で、全開バリバリとはいかない。 |
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作成日: 最終更新日:2006/11/5 |