PCAT互換機向けメモリー情報

PCAT互換機(というか今時のWindowsマシン)にメモリ増設するときの種別や注意点を紹介します。


形状別情報

72PIN SIMM

 デスクトップ用のFastPageModeかEDO。

168PIN DIMM

 主にデスクトップのSDRAM用。

184PIN DIMM

 主にデスクトップのDDR-SDRAM用。

240PIN DIMM

 デスクトップのDDR2-SDRAM用。

144PIN SO-DIMM

 ノートPC用SDRAM。

144PIN MDIMM

 特に面積の小さいモバイルPC用のSDRAM。

200PIN SO-DIMM

 主要なノートPC用DDR/DDR2。


機種別情報

ノート用SDRAM

チップセットに440MXを使ったPCなど、128Mbitチップしか対応していない場合があるので、同じ128MBのメモリを増設するにしても品種に注意しよう。

見分けるコツは、同じ128MBなら、メモリチップが表裏で8枚載っているのが128Mbitチップ。

4枚だけであっさりしているメモリは、256Mbitチップが載っている物なので、利用できなかったり128MBまでしか認識されなかったりする。

FMV475NL

16MBまでの98サブノート用DIMM(72pin5V)が使用できます。
32MBは面積が大きくなりますし、BIOSも対応していないと思います。
付けようと思ったら、筐体を割らないと……。 (でも動かないと思う)

GATEWAY

一部に2Clock仕様のDIMMを要求するモデルが存在します。(普通は4Clock)
高いしレアだし、高クロックへの耐性も無い。
ハッキリ言ってこんなメモリ買えません。
筆者なら、さっさとマザーボード交換しちゃいますね。
具体的な機種名が分かりませんが、LXチップセットまでのマシンでしょうか。
増設時は注意しましょう。

430VXとSDRAM

将来はDIMMですよと言われて、DIMM仕様の430VX採用機を買ってしまった方。
残念でした。
SDRAMのDIMMが値下がりしてますが、どれも64M DRAM仕様です。
430VXは16M DRAMしか使用できませんので、低価格化のメリットは享受できません。

というわけで、ゴミですね・・・。


リンク

なし

作成日:
最終更新日:2006/10/21

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