ThinkPadシリーズ 歴代モデル比較

モバイル機を中心にThinkPadのスペック進化をまとめ中


まだまだ全モデルについて資料が揃っていないが、中古で購入を検討することが多いと思われるXシリーズ以降の機種についてはほぼ記載出来ている。

是非ご活用頂きたいと思っている。


■小型軽量モデル

ThinkPad s30 (2639-4xJ/RxJ 2001年6月)

 耳の出っ張りと、美しいピアノブラック塗装(RAJ、R3J)が記憶に残る、サブノートマシン。ただし、この表面仕上げは指紋や手あかが付きやすく、愛着を持ってメンテナンスしないとすぐ汚れるという難点も持ち合わせていた。

 コンシューマ向けi Series S30はピアノブラックのみだが。 法人モデルのs30では通常のつや消しブラック塗装も選べた。

 CPUはSpeedStep対応の低電圧版Mobile PentiumIII-600MHz。

 性能面では440MXチップセットの制約により、最大メモリが256MBに制限されたり、ビデオがLynx3DM4(VRAM4MB)であるなど、同時に発売されていたX20と比べると性能や拡張性で若干見劣りがした。

 また、10.4型XGA液晶を採用して小さく軽いはずだったが、1.45kgと、バッテリーの都合か見た目より重かったのである。(ちなみに、同時期のdynabook3480は11.3インチ液晶を装着しながら、1.34kg)

 ただ、標準で6.5時間、拡張バッテリーを装着すると10時間の連続駆動が可能ということで、本当にモバイル運用をするヘビーユーザーにとっては、非常に実のあるスペックだったと思う。

 Type2のPCカードの他、CFカードスロットを設ける。この時代なのでUSBは1.1。

 4WJ/RAJ/RRJの無線LAN(802.11b)モデルは耳の部分にアンテナを内蔵。
 42J/R3J/R5Jの有線LANモデルはIEEE1394インターフェースも内蔵。

 残念ながら、無線LANと有線LANはMiniPCIカードの実装の都合で排他となっており、どうしても使いたいユーザーはPCカードで足りない方を補うこととなった。

 18.25mmピッチのキーボードは、ThinkPadらしく非常に打鍵感の良い物だった。ただし、X20シリーズ同様、トラックポイントの左ボタンがすぐに壊れがちなのは残念。

 また、弱点といえば左奥のUSBポートも弱かった。

 しかし、いくつもの弱点を持ちながらも、ThinkPadのモバイル路線はXシリーズに集約されてしまい本当の意味でモバイル運用出来る小型軽量な後継機種がなかなか登場しなかったため、長らく名機として高い人気を誇り続けた。

■B5モデル

ThinkPad X20(2661-2xJ/2662-3xJ 2000年8月)

 「ThinkPad Millennium」シリーズのモバイル版PC。

 CPUは2662がSpeedStep対応の低電圧版Mobile PentiumIII-600MHz、2661がMobile Celeron-500MHzだが、この両モデルは仕様格差が大きいので注意が必要。

 2662はHDD20GB、6セルバッテリーで1.6kg。
 2661はHDD10GB、4セルバッテリー装着で1.49kg

 チップセットは当時のモバイルPCとしては珍しく、440ZXMを搭載。

 メモリはオンボード64MB(PC133)。2662には64MB増設済み。標準的な144PinS.O.SIMMで、最大320MBまで搭載可能。
 ただし、128Mbitチップのモジュール(256MBなら片面8枚ずつ、両面に16枚のチップが搭載された物)でないと認識されないのでご用心。

 s30も含め、当時のモバイルPCではメモリ192MB〜256MBまでしか搭載出来ない物が多かったので、拡張性に関しては優れていたと思う。

 ビデオチップはATI Rage Mobility M(AGP接続、VRAM4MB)。DirectX6やDVD再生支援機能は付いているので、3Dのゲームもできなくはなく、普通にビジネス用途に使うには十分である。

 搭載するインターフェースはUSB1.1×2、PCMCIAタイプ2(CardBus対応)×1、CFカード×1、モデム、LAN。
 レガシィ系は搭載しておらず、別売りのポートリプリケータ「ウルトラベースX2」経由でシリアル・パラレルポートやウルトラベイ2000で脱着可能な光学ドライブや固定式のFDDが提供された。

 トラックポイントにスクロールボタンが追加された事も変更点の一つ。

 なお、コンシューマ向けのi Series 1620ではLANコネクタの代わりにIEEE1394ポートが装備されていた。
 Celeron搭載でありながらHDDは20GBと、中間的なスペックだった点に注目。
 また、筐体の色も他のiシリーズと同様、グレーメタリックになっていた。

 ちなみに、左クリックのボタンが弱く、すぐにフカフカになってしまうようである。

ThinkPad X21 (2662-5xJ/6xJ 2001年4月発売)

 X20のマイナーチェンジモデルで、マザーボードの基本的なスペックは同一。

 CPUは6xJがSpeedStep対応の低電圧版Mobile PentiumIII-700MHz、5xJがMobile Celeron-500MHzで、CPUごとのメモリ搭載量やHDD容量、バッテリー仕様に伴う重量差異等はX20に準ずる。

 ただし、6xJのオンボードメモリは64MBから128MBに倍増したため、X20の時のように標準で増設されていた64MBを捨てる必要は無くなり、最大搭載量も384MBに増えた。

 オンボードメモリは増強しようのない部分のため、買うなら多少高くてもPentiumIIIモデルをお勧めする。

ThinkPad X22 (2662-7xJ/9xJ2001年10月発売)

 X20/X21とほぼ同一の筐体ながら、内容はほぼフルモデルチェンジされた。

 チップセットにIntel 830MP、ビデオチップにATI MOBILITY RADEON(8MB)を採用。

 メモリは標準が128MB(PC133)。標準的な144PinS.O.SIMM。増設用メモリスロットは1つで、最大640MBに増設可能となった。256Mbitのメモリモジュールにも対応したので、比較的入手しやすい。

 CPUは9JJ/9DJがPentium III-M 800MHz。93J/7xJは低電圧版モバイルPentium III-M 733MHzの廉価版。

 HDDは9JJ/9DJが20GB。廉価版7xJは15GB、WindowsXP搭載の93Jのみ30GB。

 また、本モデルから無線LAN内蔵モデルが登場。IrDA赤外線ポートとIEEE1394(4ピン)も追加。

 重量は1.68kg。

 WindowsXPモデルはHome Editionのみで、無線LANなし733MHzの廉価版のみでリリースされており、発表当時はまだ企業ユースは2000中心であったことが伺える。
 また、Win98SEモデルも購入できた。

 どうでもいいことかもしれないが、マザーボードがまるで違うのだから、2663等に型番を変えればいいのにと思うが。
 また、9xJがPentiumIIIモデルかと思うと例外が存在する。営業担当者は結構大変だったのではなかろうか。

ThinkPad X23 (2662-ExJ 2002年2月発売)

 X22のマイナーチェンジモデル。
 CPUが低電圧版モバイルPentium III-M 866MHzに、HDDが30GBになった。

 また、WindowsXPモデルがProfessional版に変更になった。

 無線LANモデルと、無線LANの代わりにBluetoothを搭載したモデルがあった。

ThinkPad X24(2662-FxJ/LxJ 2002年6月発売)

 CPUがFxJが低電圧版モバイルPentium III-M 1.06GHz、LxJは同1.13GHzになった。
 初めて1GHzを超えたが、熱設計的にはぎりぎりだったとのことで、通気の悪い状態で使うと熱暴走する傾向があったとのこと。

 HDDもFxJは20GB、LxJは30GBと差別化されていた。

 なお、本機ではBluetoothモデルも存在した。

ThinkPad X30(2672-1xJ/4xJ 2002年11月)

 好評だったX20シリーズからのビッグチェンジだが、実際にはX24X31の間のつなぎ的な存在。

 X24までの830MPチップセット+ATI MOBILITY RADEONの組み合わせに代え、Intel 830MGチップセットで、ビデオ機能はチップセット内蔵型になってしまった。メインメモリより32MBをVRAMとして利用する作り。
 メモリはSDRAM(PC133)で、オンボードメモリは無く、2スロット設けたため最大1GBまで増設可能になった。

 CPUは4xJがPentiumIII-M1.2GHz、1xJは同1.06GHzを採用。X24では熱がぎりぎりだったが、放熱設計を見直す事で、通常電圧版を普通に乗せる事ができるようになった。

 インターフェースではパラレルインターフェースの復活が目立つ。ドングルを付けるケースなど、パラレルインターフェースを所望する人が多かったためとのこと。
 USBはまだ1.1仕様。2.0対応はX31を待たねばならない。

 操作性では、キーボードの奥行き方向が若干長くなっており、キーに余裕が増えた。

 オプションのウルトラベースはウルトラベースX3に進化。USBやACアダプタ等、本体と重複するインターフェースがウルトラベース側に装着できることになったため、オフィスではウルトラベースX3にケーブルを接続しておき、外出時には一発で本体と分離して身軽になるといった芸当が可能だった。

 ちなみに、ミラージュブラックの20年記念モデルはX30ベースだったが、性能がX31と比較すると今ひとつだったことから、X31の発表以降販売が止まってしまい、不良在庫を抱えてしまった店舗も多かったようだ。

 X24X30ではX30を選びたいが、X31との差が大きすぎて微妙。そんなマシン。

ThinkPad X31(2672-BxJ/CxJ/BJx/CJx/JxJ/NxJ/5xJ/LxJ/AxJ 2003年3月)

 あまりパッとしなかったX30に代わり、一時代を築いた名機である。
 他社製品とは若干異なり、重さを多少犠牲にしてでも性能を取ったモバイルノートと言える。

 CPUは新採用のPentiumM。前期型のBxJが1.3GHz、CxJ、BJxが1.4GHz。中期型のCJx/NxJ/PxJが1.6GHz、後期の5xJ/LxJ/AxJでは1.7GHzを採用していた。
 他社モバイルノートが超低電圧版CPUを使っていたのに対し、高性能である。スペックだけ見ると、14インチ液晶を搭載した通常モデルに近い。

 チップセットは855PM。Centrinoチップセットで、グラフィックチップ外付けに対応したタイプ。

 グラフィックはATI MOBILITY RADEON(16MB)。
 より3D性能の高いRadeon7500や9500でないことや、ビデオメモリが16MBしか無い事を不満に思うファンもいたが、概ね歓迎された。

 メモリは標準256MB〜512MB、前期はS.O.DIMM2枚を装着し、CPUクロックが1.4GHzまでの前期型はPC2100で上限1GB、1.6GHz以上の中期以降はPC2700で最大2GBまで搭載可能。

 また、本機よりUSBが2.0規格となり、最大12Mbpsから一気に400Mbpsに転送速度が上がったため、外付け光学ドライブの性能も完全に発揮できるようになった。

 その他、全機種にIEEE 1394、パラレルポート、IrDA、V.90モデム、Type2 PCカードスロット×1、Type2 CFスロット×1が搭載され、一部機種に無線LAN、Bluetoothを装備していた。

 LANはPxJで1000BASE-Tを採用。

 初期は802.11b止まりだったが、後期では802.11gに対応した。

 サイズは273×223×24.9〜30.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.64kg。

 ハードディスクも2.5インチ9.5mm厚の標準的な物を使っていたため、性能向上が比較的楽で、AEROさえ我慢すればWindowsVistaですら動かせる性能を誇る。

 とにかくモデルが多いが、買うならなるべく初期型は避けたい。

ThinkPad X32

 ほぼX31と同じ内容で、CPUが第2世代Pentium MであるDothanに変更された以外はほとんど変更なし。

 PentiumM745(1.8GHz)と廉価版はPentiumM725(1.6GHz)が搭載された。

 モバイル用には重いのだが、X40が低速な1.8インチHDDのおかげで不発だったことや、X41はバッテリーを巨大化して重くなったため、X32を求める筋も多かったようである。

 サイズは273×223×24.9〜30.2mm、1.66kgでバッテリー駆動時間は5.5時間(JEITA1.0)となっていた。

ThinkPad X40

 他社の1スピンドルノートと比較したとき、性能を重視したX31は2〜3割程度重かった。
 その反省に基づいてACアダプタ込みで1.5kgを切るようにと作られたのがX40

 ある意味、しばらく途絶えていたThinkPad s30の後継とも言えるが、低速かつ標準的ではないHDD形式と縮小化したバッテリーに疑問を覚える向きも多かった。

 CPUは初期が超低電力版PentiumM1.0GHz。低電圧版1.2〜1.3GHzが追加される。
 中期モデルではDothanに切り替えられ、超低電圧版PentiumM733(1.1GHz)と低電圧版PentiumM758(1.5GHz)が搭載された。
 最終的には超低電圧版PentiumM753(1.2GHz)と低電圧版PentiumM778(1.6GHz)が搭載された。

 チップセットはグラフィック統合型の855GME。3Dグラフィック処理性能は低いため、激しい動きの3Dゲームには向かない。

 メモリはPC2700 DDR-SDRAM。オンボードで256MB〜512MB搭載し、増設スロットは1つ。最大1536MBまで増設可能。

 ただ、ハードディスクが独自形式の1.8インチHDDで、同時期の東芝製と比較しても性能が非常に低かったため、X40の評価にも暗雲を落とした。
 初期は20GB、最終型は9.5mm厚40GB/60GBも提供だが、その後同規格での大容量化は進んでいない。
 また、振動センサーを使ったハードディスクプロテクション機能を新規搭載。

 CFカードスロットとIEEE1394インターフェースは廃止され、その代わりSDカードスロット(SD I/O Ver1.0準拠)を装備した。
 また、USBコネクタに、独自の電源供給端子を追加して、専用光学ドライブに16Vを供給できるようにしている。

 サイズは268×211×20.6〜26.9mm(幅×奥行き×高さ)、1.24kg。

 X31と比べると奥行きと厚みが大幅に減っている。

 バッテリーが小型化されたが、3.5時間の駆動時間は確保している。

ThinkPad X41

 筐体はほとんどX40と同じだが、チップセットがIntel 915GM Expressチップセットに変わり、内容は1世代新しくなった。が、消費電力の増加はモバイルパソコンにとって致命的。
 バッテリー駆動時間が犠牲になり、バッテリー駆動時間を取り戻そうとすると可搬性にしわよせが行くというジレンマに陥った。

 あろう事か、本来のモバイル利用を考える層向けに旧プラットホームのX40が残され、性能を重視する層に向けてはX32が併売されたため、中途半端な位置づけになってしまった。

 CPUは低電圧版PentiumM758(1.5GHz)を装備。

 従来通りのバッテリーを搭載した軽量モデルは、268×211×20.6〜26.9mmで1.27kg。連続バッテリー駆動時間は2.4時間(JEITA1.0)と大幅に短くなった。

 大容量バッテリーを装備した標準モデルは、268×236.8×20.6〜26.9mmで1.47kg。連続バッテリー駆動時間は5.5時間(JEITA1.0)になったが、X32が併売されていたため、

 915GM Expressチップセットが性能面でも今ひとつパッとしなかった(VistaのAERO非対応)ことと、日立製1.8インチHDDの性能が相変わらず低かったため、芳しい評価は得られなかった。

 指紋センサーを新たに装備したことが、X40と見分けるポイント。

 X40/X41はHDD増設によるパワーアップの道が閉ざされていたが、日立製1.8インチHDDがインターフェース形状自体は2.5インチと共通のため、2008年より本格普及に入ったSSDによる延命が行われるようになっている。

ThinkPad X60

 X31シリーズの性能とX40シリーズの軽さを受け継いだ、バランスの良いパソコン。

 前期型は通常電圧版Core Solo T1300(1.66GHz)かCore Duo T2300(1.66GHz)に対応。
 後期型ではCore 2 Duo T5500(1.66GHz)〜T7200(2.0GHz)にまでパワーアップされたので、買うなら断然後期のCore 2モデルがお勧め。

 チップセットはGM945 Expressで、ビデオがインテルグラフィックメディアアクセラレータ950のため、Windows VistaのAEROも大丈夫。

 メモリはPC2-5300 DDR2 SDRAM S.O.DIMMを2スロットで、最大3GBまで。(チップセットの都合と思われる)

 ハードディスクがX40時代の1.8インチではなく、2.5インチ型に戻ったため、トータルでの性能が飛躍的に向上した。
 ただし、シリアルATAモデルのため、従来型のハードディスクは使えないので要注意。今後はシリアルATAが主流になるので、問題ないと思われるが。 

 また、IBMではなくLenovoに買収されてからの開発のため、キーボードにこれまで拒み続けてきたWindowsキーが付いたことが特記事項として挙げられる。

 サイズは268 x 211 x 20〜35mm(幅×奥行き×高さ)、1.44kg。

 バッテリー駆動で3.6時間 (3.9時間JEITA)利用可能。

 MIMO対応無線LANカードモデルの方が低消費電力のようである。

ThinkPad X60s

 前期型は低電圧版Core Duo L2300(1.5GHz)を搭載。途中でCore Solo U1300(1.06GHz)とCore Duo L2400(1.66GHz)が追加された。

 X60との違いは、ヒートシンクを銅製からアルミ製に変更したほか、無線LANカードをインテル製にする、液晶パネルを軽量な物に変更しているといったところ。

 ハードディスクは2.5インチ型シリアルATA。前期では1.8インチ固定型も選べたが、微妙に軽くなる以外のメリットが無く、むしろ性能が低い事やスペアパーツ入手性の問題等から敬遠されたらしく、廃止された。

 重量は1.8インチHDDモデルが1.21kg、2.5インチHDDモデルが1.27〜1.3kgとなっているが、性能や整備性を考えると、1.8インチを積極的に選択する理由に乏しいと筆者は考える。

 バッテリー持続時間はどれを選んでも4.0時間 (4.5時間JEITA)となっており、正直価格以外でCore Soloを選択する理由が見いだせない。

ThinkPad X60Tablet

 前期型は低電圧版Core Duo L2500(1.86GHz)を搭載。後期型はCore 2 Duo L7400(1.5GHz)に変更された。

 微妙だが、CPU性能を考えるとCore 2 Duoの方が高速であると考えられる。

 12.1インチXGAマルチタップ・マルチビュー液晶を装備。電磁式デジタイザを内蔵しており、専用ペンで操作可能。また、直接タッチしてもマウスの代用にはなる。

 サイズは274 x 244 x 27〜33mm(幅×奥行き×高さ)、1.83〜1.86kgと、X60より大きく重い点に注意が必要。

 バッテリー持続時間は3.0時間(JEITA)。

ThinkPad X61

 標準型Core 2 Duoに対応した2桁Xシリーズ最強モバイル。

 CPUは全てCore 2 Duoで、廉価版がT7100(1.8GHz)、標準がT7300(2.0GHz)、最速がT7400(2.2GHz)。

 チップセットはGM965 Expressに進化しており、FSBが667MHzから800MHzになったため、性能向上が期待される。また、チップセットのバージョンアップに伴いグラフィックがインテルグラフィックメディアアクセラレータX3100に変わった。

 メモリはPC2-5300 DDR2 SDRAM S.O.DIMMを2スロットで、最大4GBまで。真価を発揮させるためには64ビットOSが必要になることは言うまでもない。

 ハードディスクは2.5インチのみ。7200rpmの200GBモデルも登場した。

 無線LANはIEEE 802.11nドラフトに対応するインテルWireless WiFi Link 4965AGNを採用。

 サイズは268 x 211 x 20〜35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.42〜1.44kgとX60から変わらず。

 バッテリー駆動は3.4〜3.7時間(JEITA)。

ThinkPad X61s

 省電力型Core 2 Duoに対応したX61の軽量型。Core 2 DuoL7300(1.40GHz)を装備。微妙にX60sより性能が後ろ向き。

 重量は1.28〜1.3kg。

 なお、ThinkPad X61s 15th Anniversary Editionは液晶画面の周辺とパームレストにしっとりとした質感のピーチスキン塗装を施し、15周年記念ロゴをあしらった特別モデル。
 Core 2 Duo L7500(1.60GHz)に2GBメモリと7200rpmの200GBハードディスクを装着する最強スペック。
 最初はいいんだけど、ピーチスキン塗装は使い込むと傷んでボロボロ剥がれてくるので、道具として使い倒したい人には向いていないかも……。

ThinkPad X61Tablet

 X61ベースのタブレットPC。

 低電圧版Core Duo L7500(1.6GHz)を搭載。

 サイズは274 x 244 x 27〜33mm(幅×奥行き×高さ)、1.83〜1.86kg。

 バッテリー持続時間は3.0時間(JEITA)。

 要するに、サイズやバッテリーはほとんどX60 Tabletから変わっていない。

ThinkPad X300

 Kodachiという開発コードで呼ばれた薄型機。

 外見の特徴は、13.3インチワイド(1440×900)液晶の採用による一回り大きな面積と、DVDマルチドライブを内蔵しながら25mmを切る薄さ。

 13.3インチという液晶サイズも、Tシリーズと従来型Xシリーズの中間で、名機と言われることの多いThinkPad 600シリーズと同じ大きさである。
 ちまたではMacBook Airと比較する向きが多いが、実際は東芝の近年希に見るヒット作 dynabook SS RX1を大型化したようなモデルと考えた方が理解しやすいと思う。

 CPUはCore 2 Duo SL7100(1.2GHz)であり、これまでの重厚長大路線とは一線を画している。

 チップセットはGS965 Expressで、IntelグラフィックスメディアアクセラレータX3100を内蔵。

 メモリはPC2-5300 DDR2 SDRAM S.O.DIMMを2スロットで、最大4GBまで。

 HDDは持たず、全機種64GBのSSDである。

 サイズは318 x 231 x 18.6〜23.4mm(幅×奥行き×高さ)、1.42kg

 バッテリー駆動は3.2時間(JEITA)。リチウムポリマー電池を採用したが、某Macと異なり、バッテリー交換は可能。

  


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作成日:2008年2月20日
最終更新日:2008年10月13日

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