ThinkPadシリーズ 歴代モデル比較

モバイル機を中心にThinkPadのスペック進化をまとめ中


まだまだ全モデルについて資料が揃っていないが、中古で購入を検討することが多いと思われるXシリーズ以降の機種についてはほぼ記載出来ている。

是非ご活用頂きたいと思っている。


■小型軽量モデル

■B5モデル

ThinkPad X300

 Kodachiという開発コードで呼ばれた薄型機。

 外見の特徴は、13.3インチワイド(1440×900)液晶の採用による一回り大きな面積と、DVDマルチドライブを内蔵しながら25mmを切る薄さ。

 13.3インチという液晶サイズも、Tシリーズと従来型Xシリーズの中間で、名機と言われることの多いThinkPad 600シリーズと同じ大きさである。
 ちまたではMacBook Airと比較する向きが多いが、実際は東芝の近年希に見るヒット作 dynabook SS RX1を大型化したようなモデルと考えた方が理解しやすいと思う。

 CPUはCore 2 Duo SL7100(1.2GHz)であり、これまでの重厚長大路線とは一線を画している。

 チップセットはGS965 Expressで、IntelグラフィックスメディアアクセラレータX3100を内蔵。

 メモリはPC2-5300 DDR2 SDRAM S.O.DIMMを2スロットで、最大4GBまで。

 HDDは持たず、全機種64GBのSSDである。

 サイズは318 x 231 x 18.6〜23.4mm(幅×奥行き×高さ)、1.42kg

 バッテリー駆動は3.2時間(JEITA)。リチウムポリマー電池を採用したが、某Macと異なり、バッテリー交換は可能。

ThinkPad X200

 X61の実質後継機。モバイルPCとしては別格のハイスペック機。
 マザーボードが新世代に移行しているため、メモリや増設カードの仕様に注意。

 12.1インチWXGA(1280×800)液晶を搭載。

 CPUはCore2Duo P8600(2.4GHz) かP8400(2.26GHz)。

 モバイル インテルGM45 チップセットを搭載した最新仕様。

 HDDは80GB/160GB/250GBの2.5インチSATA。64GBのSSDモデルも有り。

 RAMはPC3-8500 DDR3 SDRAMを2スロット。最大4GB搭載可。

 グラフィックチップは GMA X4500 HD。HD動画の再生支援機能が付いた。

 PCMCIAスロットは非搭載。ExpressCard/54が1つ。SDとメモリースティックに対応するカードスロットも装備。

 295 x 210 x 20.7〜32.6mm (幅×奥行き×高さ)、1.35kg。

 バッテリー駆動は4時間(JEITA)

ThinkPad SL300

 ThinkPadブランドとなっているが、実際はLenovo3000シリーズの後継。

 同じモデル名でありながら、中身が違う2種類があるので注意。

 27387/27388はインテルGM45Expressチップセット+GMA4500。

 27383はインテルPM45Expressチップセット+NVIDIA GeForce 9300M 128MB。

 HDDは160GB/250GBの2.5インチSATA。DVDマルチドライブを内蔵。

 メモリはPC2-5300 DDR2 SDRAMを2スロット。最大4GB。PM45Expressモデルはメモリ2枚差し。

 無線LANもIntel WiFi Link 5100 (a/b/g/n)モデルと、Thinkpad(B/G)の2種類。

 13.3型ワイドTFT液晶(1280×800)を採用しており、従来のThinkPadでは無かった光沢液晶を採用。
 光沢液晶は見栄えがするが、屋外では反射しまくって使い物にならないのでモバイル用としては不適切。それを敢えて採用している辺り、従来のThinkPadとは違う客層を想定しているように見受けられる。

 サイズは318 x 238 x 30-34mm、2.05〜2.07kg

 純粋なモバイル機というより、可搬性のある小型ノートと考えた方が良いだろう。

 xDにまで対応した7-in-1メディアカードリーダーを採用した辺りからも、ターゲットがコンシューマーであることが分かる。

  


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作成日:2008年2月20日
最終更新日:2009年8月13日

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